2026年7月13日(月)
海の京都DMOのJesse Efronさん、株式会社みたての庄司さん、飯豊町商工観光課の菊川さんと『若乃井酒造』にて旅行会社に向けたインスペクションを行いました。

酒造りの現場と、発酵から生まれるものにふれる
若乃井酒造は、飯豊町で酒造りを続ける酒蔵。酒蔵見学では、普段なかなか見ることのできない酒造りの現場を間近で見せていただきました。

まず案内していただいたのは、醸造タンク。
実際に酒造りが行われる場所を見ながら、それぞれの設備や工程について大沼さんから説明を伺いました。

仕込み樽が並ぶ部屋では、少し面白い変化も。
こちらは以前に改修されたそうで、建物を支えてきた昔ながらの梁が姿を現しています。
年月を重ねた梁が見えることで、空間には新しい設備とはまた違った趣が生まれていました。

酒造りに使われる大釜や製麹室、そして酒粕を熟成させている樽なども見学。

酒粕は一般的にはそのまま熟成させることはあまりないそうですが、若乃井酒造では、酒粕を使った商品づくりにも取り組んでいます。
酒造りの副産物として生まれる酒粕を、別の商品へとつなげていく。
酒を造るだけではなく、そこから生まれるものを余すことなく活かしていく取り組みも、若乃井酒造の魅力のひとつだと感じました。
酒蔵の向かいにある「わかのい屋」

酒蔵の見学を終えたあとは、目の前にある直売所「わかのい屋」へ。
ここでは若乃井酒造のお酒だけでなく、酒粕を使った商品など、酒蔵ならではの商品が並んでいます。

お酒はもちろんですがオリジナルTシャツなどのグッズもズラリ!

中でも印象的だったのが、酒粕を使ったプリン「にゃんカップリン」
ワンカップの瓶に入ってるかわいいサイズのプリン。酒粕の風味を活かしながらスイーツとして楽しめる商品で、お酒を飲まない方にもおすすめできる一品です。
酒蔵というと「お酒を飲む場所」というイメージがありますが、こうした商品を通して、子どもから大人まで楽しめる形で酒造りの魅力に触れられるのも「わかのい屋」ならでは。
酒粕というひとつの素材から、さまざまな楽しみ方が生まれていることが印象に残りました。
お酒が飲めなくても楽しめる酒蔵

見学の最後には「わかのい屋」でテイスティングも体験しました。
……とはいえ、今回は私を含め2名が運転のため、お酒ではなく「お米ジュース」をいただきました。
お米ジュースとは、もちろん甘酒のこと。
果実のようなフルーティーな甘酒。いつも以上に特別に感じます。
酒造りの現場を見たあとだからこそ、その一杯の背景にある米や麹、発酵のことにも思いを馳せながら味わうことができました。

今回の訪問を通して感じたのは、酒蔵は単に「日本酒を造る場所」ではないということ。
米や水、麹、発酵という地域の恵みから酒が生まれ、そこからさらに酒粕を使った食品など、新たなものが生まれていく。
実際の酒造りの現場を見て、話を聞き、最後にその味を体験する。
こうした一連の流れを通して、飯豊町の食やものづくり、そして酒蔵が積み重ねてきた時間を感じることができました。
今回ご案内いただいた大沼さん、貴重な機会をありがとうございました。
■若乃井酒造 ㈱
TEL: 0238-72-2020
〒999-0601
山形県西置賜郡飯豊町中947-3
■わかのい屋
Instagram:wakanoiya
TEL: 0238-72-2020
〒999-0601
山形県西置賜郡飯豊町中528
















