雪室「克雪から利雪へ」 [飯豊町]
SDGs探求教育旅行プログラム
地域に生きる人
6.雪室「克雪から利雪へ」 [飯豊町]
先人の知恵を現代に生かす 最強のローカル
積雪3mを越える飯豊町中津川地区。日々の除雪や屋根の雪下ろしなど、住民にとって多大な苦労をもたらす雪。この厄介者の雪を逆手にとった先人の知恵「雪室」。今やそれは、単に自然のチカラで食品を長期保存する場所から、保存することにより糖度を増すなどの高付加価値食品への転換、保存した雪を活用した夏場の雪まつりなど雪そのものの価値を上げる為の保管庫へと進化しています。
見どころ!ここがポイント!
住民にとって多大な苦労をもたらす雪。この厄介者の雪を逆手にとった先人の知恵「雪室」。今やそれは、単に自然のチカラで食品を長期保存する場所から食品や雪そのものの価値を上げる為の保管庫へと進化しています。是非現地で、先人の知恵を現代に生かした雪室を食べて遊んで体感下さい。
(1)雪室で保管すると食材の旨味が増すって本当!?
(2)雪室は誰がどうやって管理しているの?
(3)真夏に雪あそび!?住民にとっての厄介者が観光資源に!
SDGs「17の目標(ゴール)と169のターゲット」
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ゴール2(ターゲット2.3)
雪室の活用で付加価値を高め、生産者の所得向上を図る -
ゴール7(ターゲット7.2)
電力に頼らないクリーンエネルギーの利用促進 -
ゴール12(ターゲット12.2)
天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用促進
事前学習
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冷蔵庫が無い時代人々はどのように食品を保存していたのか調べてみよう。
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食品ロスという言葉がいつ頃から登場し、その量がどのように推移しているか調べてみよう。
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クリーンエネルギーの種類や特徴について調べてみよう。
現地学習
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管理組合の方から中津川地域や雪室の特徴、利用・管理方法などについて説明(20分)
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雪遊び(20分)
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移動(10分)
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雪室で熟成させた「雪室あまみ芋」等の食べ比べ(30分)
事後学習
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自分の住む地域に最適なクリーンエネルギーについて、話し合いまとめてみよう。
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自分の住む地域の地域資源について、どのようにすれば価値を向上させたり、観光誘客に繋がるか話し合いまとめてみよう。
プラン内容
受入人数 | 3名~20名 |
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受入可能時期 | 4月~11月(お盆・年末年始を除く) |
受入可能時間 | 10時、13時、14時 |
体験時間 | 80分 |
対象 | 小学生・中学生・高校生 |
1人1回当たりの料金 | 2,600円 |
備考 | 受入可能時間は相談に応じます。 試食は雪室あまみ芋を基本とし、季節や出荷状況により他の産品となることがございます。 |
お問い合わせ
やまがたアルカディア観光局